鋼盛株式会社
ISO9001・ISO14001 認証取得事業所

ごあいさつ

顧客なくして鋼盛=後世なし

鋼盛株式会社では、お客様第一主義に徹し、お客様に満足して頂ける製品づくりを目指します。鋼盛株式会社ではお客様からの信頼が得られるよう顧客なくして鋼盛=後世なしをスローガンに6-Propelling(推進項目)を柱に、社員全員一丸となって努めて参ります。


鋼盛株式会社 代表取締役 柳 金徳



1,Safty - 安全
 従業員が事故にあわないようにすることはもちろん、
 顧客にとっても安全安心の企業であり続けます。
 
2,Qualty - 品質
 お客様が満足される品質の製品を
 安定してつくり続けます。
 
3,Cost -コスト
 お客様に満足・納得いただける価格を提示していきます。
 
4,Delivery - 納期
 お客様が求められるときに、必要な量をお届けします。
 
5,Morale - モラール
 社員1人1人が意欲を持って仕事に取り組みます。
 
6,5S
 社員一団となって取り組みます。




事業内容

鉄鋼業

鉄鋼原料の加工処理(スクラップ)
金属くず商第1640300001号 公認計量所 計商第質407号

鉄スクラップのリサイクルは、天然資源を持たないわが国の持つ貴重な鉄鋼資源の供給という重要な役割を担っています。
日本で一年間で生産される約1億トンの鉄のうち、約3千万トン近くが鉄スクラップによるリサイクルによって作られています。
弊社では鉄スクラップのリサイクルに真剣に取り組み、X線分析機器を使用し高純度・高品質な原料リサイクルに努めています。



表面処理業(ボンデ処理)

加工現場に最適な皮膜形成分析及び研究を重ねています

ひとくちに潤滑処理皮膜といっても、ワーク形状、加工の条件など、冷間鍛造加工の現場環境は様々です。当社の強みは、独自に研究を重ねている薬品管理やノウハウであり、加工の工程や薬品濃度、処理時間などを細かく調整し、クライアントの要求条件に合わせ、適正な潤滑処理皮膜の形成を目指しております。
また、当社独自の技術である「高付加鍛造用ボンデ処理」により、加工負荷の厳しい製品にも対応した皮膜形成が可能です。鍛造加工精度の高い製品を、より効率よく生み出していただくために、当社の技術で積極的にサポートいたします。

ボンデ処理の行程(全15行程)可能であれば、入荷から出荷まで当社で一貫して行っています。

ボンデ処理というのは、顧客でプレス加工(冷間鍛造)をするための金属の表面に、予め皮膜をコーティングすることにより、プレス時の金型との接触・変形時の潤滑の役目をして焼き付きを防いだり、金型の寿命を延ばしたり、材料の強度や精度を良くしたり、色々な効果を発揮して顧客でのプレス加工をやり易くするためのもの。
この、皮膜をコーティングする方法としては、下図の様に、各種薬品の入った各槽に順番に一定時間 漬けたまま(浸漬)容器を回転することにより、必要な皮膜を金属表面に順次付着させるものです。

バレルを回転させながら、順次各処理槽に浸漬して処理を行っていきます。
各工程で処理時間、処理温度や薬品濃度への細かい調整を施すことにより、あらゆる製品への表面処理を実現します。

3Dレーザー顕微鏡による可視化した金属表面 処理後の皮膜分析もレーザー顕微鏡と蛍光X線を用いた品質の定量化と高度な計測技術による分析及び解析を行っています。

皮膜処理前後の形状の差分(変化量)による皮膜厚さ分布の計測
次に、「形状解析レーザー顕微鏡」により皮膜処理の前と後の表面形状の差分(変化量)による皮膜厚さ分布の計測を行います。


図:皮膜処理前と皮膜処理後の差分による皮膜付着分布(皮膜不良箇所)
潤滑処理前と潤滑処理後との高さの差分により皮膜量が確認できます。


皮膜組織に関して、ハイスペクのボンデ皮膜を必要とする冷間鍛造では、ボンデ皮膜だけでなく、表面改質(面粗度)、皮膜量、薬品濃度、薬洗時間、建浴温度、建浴時間等の条件から最適な鍛造加工条件で、加工する為の条件を見出す事が大切です。
お客様と共に、お客様の意見や品質、加工精度、加工荷重、鍛造音、金型の寿命、LCF(Low Cycle Fatigue)を反映し、満足頂ける商品を、常にお客様の処理技術に追従できる様に日夜、努力を重ねています。また、お客様によって技術が異なる為、一つの方法に、こだわった方法では、打開策は、生まれません。
手掛かりとしてもっとも大切なのは、お客様の意見と鍛造後の分析と解析技術が最良の皮膜を生み出す方策であります
常に、問題意識を持ち手掛かりとなる因子を見出すことが問題を解決する鍵となります。問題をチャンスに変えるのが、我社の務めと感じています。

倉庫業

指定倉庫として倉庫管理から出荷運搬まで行っています。

公共事業・不動産業

特定建設業として、兵庫県、姫路市の土木工事業、不動産業としては土地の売買を中心に展開しています。




環境負荷低減への取り組み
 
ボンデ処理には、「環境負荷が大きい」という、深刻な課題があります。当社では少しでも環境への負担を低減するため、ISO:14001を取得し、
人の健康や生活環境による検査はもちろん、排水基準値以下であることを毎回確認し、徹底した環境保全に取り組んでいます。